2019年11月02日

マチネの終わりに

マチネの終わりに


たった三度会ったあなたが、
  誰よりも深く愛した人だった―



その三度がどんな三度か知りたくて、映画館へ。


三度ではなくて、一言だなと思いました。
心の深いところが震えるような一言。


過去は変えられないと思っているけど、未来によって過去は常に変化している。
それくらい過去は繊細で感じやすいもの。


この映画を象徴する台詞。
ハッとさせられた言葉でした。


歳を重ねた石田ゆり子の美しさ。
着慣れた感じの柔らかいシャツが素敵。
福山雅治のネイビーのシャツもよかった。
一度会って、惹かれた男性に再会する時、どんな服を身に纏うのか。そしてそこはパリ。
クラシックギターの音色。
キャンドルの灯り。
ニューヨークの秋。
映像もとても美しかった。


4回泣きました。
パンフ買うか迷って、文庫を買いました。
ストーリーについて、脇役(←特にここっ‼)について、めっちゃ語りたい、今‼
ねえ、誰か観て-。絶賛おすすめです!






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この記事へのコメント
いーなぁ、もう観られたんですね!
私もこの映画は観に行きたいと思ってました。が、今、図書館に小説をリクエスト中(購入か他の図書館から取り寄せしてくれる)で…読んでからにするか、先に映画を観るか、悩み中です(*´-`)
Posted by メロン at 2019年11月02日 16:07
>メロンさん

こんにちは。
前売り買って楽しみにしてました。

実はあまり期待してなかったんですが、映画の中に没入してしまいました。

原作はたぶん平和とか芸術とか大きなテーマも深く描かれてるんじゃないかなと思って、だから本は本で楽しみです。
映画はその部分もうまく絡めながら、恋愛に絞っている感じでしたよ。
Posted by ごまごま at 2019年11月02日 17:09
 
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    コメント(2)